2012/08/09 ニュース
商用実証水素ステーション3カ所開設~2015年燃料電池自動車普及開始に向け実証

水素供給・利用技術研究組合(HYSUT、斎藤健一郎理事長)は、

7月25日、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)との共同研究である、

地域水素供給インフラ技術・社会実証の一環として、

さる6月20日に発表した2ステーションに加えて

商用水素ステーション1カ所を新設、運用すると発表した。

 

本年度新設の3つの水素ステーションは、

「神の倉水素ステーション」(愛知県名古屋市)、

「海老名中央水素ステーション」(神奈川県海老名市)

「とよたエコフルタウン」(愛知県豊田市)。いずれもオンサイト型。

 

神の倉はLPG、海老名は圧縮水素を原料としており、ガソリンスタンド併設、

80MPa級畜圧器(CFRP製容器)を採用している。

「とよたエコフルタウンステーション」は、都市ガスを原料とし、

FC、FCバス用直充填・大容量充填対応のパッケージ化ステーション。

岩谷産業と東邦ガスの共同実証として実施する。