埼玉県環境部資源循環推進課が、
寄居町三ヶ山地区内の県廃棄物処理センターの跡地利用を目的に
メガソーラーを設置・運営する企業を6月8日から公募を開始していたが、
8月22日、企画提案者の中からサイサン(本社・さいたま市、川本武彦社長)に決定したと発表した。
サイサン(さいたま市、川本武彦社長)は、来年8月稼働の予定で、
青森県六ケ所村に約2MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設を決めているが、
今回埼玉県が公募した寄居町三ヶ山内の廃棄物最終処分場である
「埼玉県環境整備センター」廃棄物埋立跡地に、同社2番目となる
「三ヶ山メガソーラー」を建設することになった。
同社は、エネルギーの多様性や再生可能エネルギーの普及が急務となっている
我が国の状況をふまえ、全国に複数カ所でメガソーラーの建設を目指しており、
本社所在地の埼玉県の公募に企画書を提出していた。
青森県六ケ所村の計画と同様、太陽光発電所の建設および運営を行なう
森和エナジー(東京)の協力を得て事業運営していく。
今回の三ヶ山メガソーラーは、敷地面積約5万6900平方㍍内に、
発電出力2688KW、年間発電量287万784kWhの発電所を建設する。
運転開始は2013年4月の予定。