大分県杵築市、宇佐市と京セラ(京都市伏見区、久芳徹夫社長)は、
このほどCO2削減を始めとする地球環境保護に貢献するため、
メガソーラーの設置準備を行なうことで合意、
両市で本年11月から太陽光発電所の建設に着工することを決定した。
今回の決定は、7月1日に再生可能エネルギーの全量買取制度が施行されたことや、
震災以降、高まる電力供給不安の解消に対し、太陽光発電への期待や関心が高まっていること、
さらには環境問題への積極的な取り組みが社会的使命であるとの考えに基づく。
具体的には、杵築市土地開発公社が所有する、山香町の土地約3万5,000㎡
及び宇佐市土地開発公社が所有する宇佐市の約3万7,000㎡で、
8月に設立される事業運営会社京セラTLC合同会社(東京都千代田区神田)が、
それぞれの土地を今後20年間借り受け、本年11月に着工、
2013年3月に完成させ、同4月に杵築市で1・5MW(一般住宅400戸分)、
宇佐市で2・0MW(一般住宅500戸分)の発電所を稼働する予定。
発電した電力は九州電力に売電する予定。