2013/05/02 ニュース
町田市、街路灯用の非常用蓄電池を試験的に設置

 

 町田市は、市内の多摩高度化事業協同組合と協働し、停電時でも街路灯を点灯できる街路灯用バッテリーユニットを開発した。バッテリーユニットとLED街路灯を組み合わせて、「町田市災害・停電時LED街路灯  仮称『消えないまちだ君』」として実用化し、市内2か所に試験的に設置した。2月に両者が連名で特許を出願しているほか、市では9月~11月に町田駅前通りに13基を追加設置する予定。 
 
 このバッテリーユニットは既設の街路灯内部に設置でき、停電時に蓄電池で街路灯を点灯する。1基当たりの価格は約40万円、点灯時間は最長で約3日という。このほか調光機能(通常点灯の5%~60%程度)を搭載し、街路灯の灯柱内部にビルトインできるため、外観を損なわないという利点もある。