三社電機製作所が4月28日に発表した平成29年3月期連結決算によると、同期の売上高は200億6900万円(前年同期比9.6%減)、営業利益2億2200万円(88.1%減)、経常利益2億1700万円(87.9%減)、当期利益1億2600万円(89.2%減)の大幅減益となった。同期は、太陽光発電用の大型パワーコンディショナー(パワコン)が大きく減少し、先行きの不透明感から大型電源設備への投資が手控えられたことなどで、全事業で減収となった。今期も、パワコンで減収を予測しているほか、半導体事業でもパワコン用逆流防止ダイオードが減少する見通し。それでもモジュール式表面処理用電源の拡販などで、今期は売上高220億円(9.6%増)、営業利益6億6000万円(196.2%増)、経常利益5億5000万円(152.5%増)、当期利益4億5000万円(256.4%増)と強気に増収増益を見込む。
2017/05/08 ニュース
パワコン需要の失速などで当期利益89%減 三社電機製作所
2017/05/08
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2017/05/02