2017/04/26 ニュース
東芝、エネルギー事業など4事業を分社化

 経営再建中の東芝は4月24日、エネルギーやインフラシステムなどの4事業を分社化すると発表した。分社化は7月1日以降に順次実施し、4事業を事業会社化する。分社後は各事業会社を同社コーポレート部門が統括し、実質的に持株会社制を導入した形となる。4事業中、エネルギーシステムソリューションの分社化は10月1日付で実施される。現在の社内カンパニー「エネルギーシステムソリューション社」と原子力事業統括部を会社分割し、新会社にそれぞれの事業を移管する。同時に、新会社は特定建設業の許可を取得し、特定建設業の許可が必要なプラント工事などを継続できる体制を確保する。また、次世代エネルギー市場で、顧客の事業価値向上に貢献する製品、システム、サービスを引き続き提供できるようにする。