東京電力ホールディングスは4月4日、3月31日付で英国のベンチャー電池メーカーのモイクサ(本社ロンドン)に50万ポンド(邦貨換算約7000万円、出資比率約3%)を出資したと発表した。モイクサは、小型で安価な蓄電池を一般家庭向けに販売・リースする事業を行っている。複数の家庭に設置された蓄電池の充放電を遠隔制御し、蓄電池の余剰電力を集約して余剰電力を発電事業者に販売することも行っている。同社は、蓄電池の価格下落で蓄電池が普及すれば、蓄電池の充放電で電力系統に調整力を提供するソリューション事業の発展などが期待できるとして、今回出資を決めた。モイクサの蓄電池は、設置費用約約30万円の蓄電池(容量2kWh)を設置すれば、年間約3万円の電気料金が削減できるという。
2017/04/05 ニュース
東電HD、英国のベンチャー電池メーカーに資本参加
2017/04/05
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