タクマは3月30日、産廃処理大手のタケエイが90%を出資する秋田グリーン電力(秋田県大仙市)からバイオマス発電設備を受注したと発表した。受注した設備は発電規模7050kWで、燃料に未利用木材を使用する。設備は平成31年1月の完成を予定し、発電する電力は売電する。今回の案件は、同社がタケエイグループから受注した3件目のバイオマス発電設備となる
秋田グリーン電力は、タケエイと門脇木材の共同出資で設立された発電事業会社。新設備で行う発電事業は、秋田県から「森林整備加速化・林業再生事業」に採択された。この採択で、秋田グリーン電力は秋田県から3月24日付で5億7000万円を交付されている。