西日本電信電話株式会社(大阪市、略称NTT西日本)とエヌ・ティ・ティ ネオメイト(同、NTTネオメイト)は3月24日、同日からドローンを活用した太陽光パネルの点検ソリューションの提供を開始すると発表した。新サービスは、ドローンに搭載したサーモカメラで発電設備を空撮し、異常箇所を短時間で発見する。対象エリアは日本全国で、撮影、撮影画像・映像の加工から異常レポートの作成までを行う。サービス料金は15万円(1拠点、出力2MW)からとなっているが、顧客の設備の仕様などで価格は変動する場合がある。また、ドローンパイロットの交通費が別途発生する。
新サービスは、NTT西日本グループが昨年9月から実施したフィールドトライアルを踏まえて商品化した。このサービスでNTT西日本は技術やノウハウ、空撮データの送受信に関わるネットワークサービスなどを提供する。NTTネオメイトは画像と映像データの取得、分析など点検作業を受け持つ。