北海道電力は3月28日、発電事業者と設置費用を共同で負担する系統側蓄電池を活用する風力発電電力を募集すると発表した。4月12日～5月10日の間に応募を受け付ける。募集は1期と2期に分け、1期は平成29年度上期に60万kWを募集する。蓄電池容量は9万kW/4時間程度を見通している。2期は1期の導入状況を踏まえて検討するが、40万kW(蓄電池容量6万kW/4時間)程度を見込む。容量の上限は、1サイトあたり20万kW以内とされる。発電事業者と共同負担で蓄電池を設置するのは、同社管区で風力発電の連系を拡大する方策だという。この方針は、今年度の新エネルギー小委員会の系統ワーキンググループで公表されている。