北海道電力は2月22日、2017年度の電源開発計画を発表した。計画によると、新電源として水力の京極3号機(出力20万kW)、ガス焚火力の石狩湾新港1号機(56.94万kW)を建設中としている。京極3号機は2027年度以降、石狩湾新港1号機は2019年2月の稼働を目指す。また、石狩湾新港2・3号機(両方とも56.94万kW)を2023年3月、2027年3月に着工できるよう準備している。このほか、水力発電設備の新得(2.31万kW)は2018年12月に着工し、 2021年8月の稼働を目指す。
これらと並行して、▽水力の上岩松1号機(2万kW)、▽石油火力の音別1,2号機(7.4万kW×2基)、▽内燃力の苫小牧2~83号機(1030kW×26基、850kW×56基)と南早来1~72号機(1030kW×72基)--の各設備を廃止する。これらの設備は2019年2月~2020年11月に廃止される。また、2018年2月に水力の高見2号機の出力を10万kWから11.4万kWに引き上げる。