2017/02/22 ニュース
トヨタ、米国で7か所の水素ステーション建設を支援
 トヨタ自動車は2月21日、シェルと共同で米カリフォルニア州に水素ステーションを整備すると発表した。燃料電池車(FCV)向けに、シェルの既存ガソリンスタンド7か所に導入していく。17日に、カリフォルニアエネルギー委員会が1636万2500ドルの補助金交付先提案書を公表しており、この案件もこの中に含まれている。同社は、水素充填設備の運営を資金面で援助し、米国での水素インフラとFCVの拡充・普及に貢献する。
 
 同社はこのほか、米国で水素ステーション整備を他社と進めている。2014年にはカリフォルニア州で、ファーストエレメント・フューエルと水素ステーション19基の運営を支援することで合意している。昨年にはエア・リキードとロードアイランドなど5州で12基の水素ステーションを協力して運営することで合意した。