2016/12/28 ニュース
タクマ、町田市からごみ焼却発電設備の建設・運営を受注
 タクマは12月27日、町田市から「町田市熱回収施設等(仮称)整備運営事業」を受注したと発表した。契約金額は427億8000万円 (消費税相当額などを含まず)という。同事業は、既存のごみ焼却発電設備の更新とバイオガス化施設、不燃・粗大ごみ処理施設を新設するもので、同社とタクマテクノス、西松建設、三ノ輪建設など5社のコンソーシアムで受注した。ごみ焼却発電設備の処理能力は258t/日(ストーカ式・129t/日×2炉)で、バイオガス化施設は50t/日(乾式高温メタン発酵方式・25t/日×2系列)、不燃・粗大ごみ処理施設は47t/5時間となっている。事業方式はDBO方式で、今月中に着工し平成36年6月の完工を目指す
 
 新設備は、バイオガス化施設で生ごみをメタン発酵させバイオガスを回収する。発酵に適さないごみは焼却処理し、回収したバイオガスはガスエンジンの発電燃料に利用する。同時に、ごみ焼却発電設備はごみの焼却エネルギーで蒸気タービンを回し発電する。新設備は完工後、同社とタクマテクノスが設立した特別目的会社「町田ハイトラスト」が平成34年1月から19年3か月間運営する。