ヒューリックは12月22日、自社開発の自然採光システムと太陽光発電パネルで特許を取得したと発表した。自然採光システムはマサチューセッツ工科大学(MIT)と、発電パネルは太陽工業、岐阜プラスチック工業とそれぞれ共同開発した。特許は自然採光システムが第6021103号、発電パネルが第6018856号として登録されている。
自然採光システムは、MITと3年間共同研究し開発した。特殊な形状の自然採光ルーバーで、動力を使わずに季節・時間で変化する太陽光を常に一定量で室内天井面に取り込めるという。一方発電パネルは、アルミ板と樹脂系ハニカムパネル材を使用し、重量を従来品の約半分に軽量化した。専用金具を用いて、施工も柔軟にできるという。