伊藤忠商事は12月20日、デンマーク年金ファンドが保有するドイツ・ブーテンディーク洋上風力発電所の権益22.5%を取得すると発表した。中国資本の投資企業、CITIC Pacific Ltd.(本社・香港)と共同で必要な許認可を取得し、両社で同発電所に参画する。同発電所の出力は288MWで、昨年8月に稼働しており、ドイツ北海沖で稼働中の洋上風力発電所としては最大級とされる。一方、CITIC Pacificは中国最大のコングロマリットCITIC Limitedの完全子会社で、主に海外投資事業を行っている。両社は、今回の出資参画で協働する覚書を締結しており、今回が共同で着手する第1号案件となる。また、今回の権益取得を契機に、両社は今後他の案件でも協業を促進する。
2016/12/21 ニュース
伊藤忠、ドイツで中国資本と洋上風力発電事業に出資参画
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