プロスペクトは12月16日、ロシアのロシア・フォレスト・プロダクツ(RFP)グループと共同投資に関する意向表明書を締結したと発表した。同日に開催された日露ビジネス対話の分科会で、同社が推進する再生可能エネルギー事業の一環として締結された。意向表明書によると、両社が協働する木質ペレットの生産プロジェクトは2件ある。1件目は、極東ロシア林業クラスターで木質ペレットを年間9万t製造するもの。製造プラントは来年にも着工する予定で、建設資金などはジョイントベンチャーへの共同投資と、国内金融機関からの借り入れで調達する。ペレット製造は2019年からの見通しで、製造するペレットは全量国内向けに輸出される。2件目は、非産業用木材や廃材から木質ペレットを年間50万t製造するもの。製造するペレットは同様に国内に輸入される予定。RFPグループは極東ロシア最大の林業事業者で、木材の伐採から加工まで総合的にカバーする企業を傘下に持つ。現在は、ロシア開発銀行とハバロフスク地方に極東最大の複合木材加工施設を建設中という。
2016/12/19 ニュース
プロスペクト、ロシアからバイオマス燃料調達へ
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