2016/12/19 ニュース
三菱重工、合弁がベルギー向けに8MW風車を44基受注

 三菱重工業は12月16日、ヴェスタスとの合弁会社MHIヴェスタスが、ベルギーのノーザー・プロジェクト向けに洋上風力発電設備「V164-8.0MW」を44基受注したと発表した。三菱商事など3社が、同案件の発電事業会社に半額を出資するプロジェクトで、設備の完成と運転開始は2019年を予定している。今回受注した機種は、V164-8.0MWをさらに改良し、パワーモードで8.4MW級の発電ができる最新型という。MHIヴェスタスは、オランダの総合エネルギー事業会社エネコがオランダで推進しているエネコ・ルフタダウネン(出力約129MW)、プリンセス・アマリア(約120MW)の両洋上風力発電プロジェクトに風車を供給しており、今回の受注はその実績も有利に働いたと見られる。