三井化学は12月21日、台湾の合弁企業、台塑三井精密化学有限公司(FMAC、中国FPC寧波コンビナート内)がリチウムイオン電池向け電解液の設備能力を増強すると発表した。FMACは2013年に台湾プラスチックス(台北市)との折半出資で設立され、現在の電解液製造能力は年産1500t。この製造設備は今年7月に稼働したばかりだが、リチウムイオン電池の需要拡大を受け、能力を年産5000tに拡大する。増強工事は今月に着工し、来年11月からの稼働を見込む。この動きに合わせ、同社も10月から名古屋工場で建設していた電解液製造設備(年産5000t)を来年4月に稼働させる。
2016/12/23 ニュース
三井化学、台湾の合弁が二次電池の電解液製造設備を増強
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