富士電機は11月24日、IEC規格に準拠した145kVガス絶縁開閉装置を発売したと発表した。定格電圧は72.5~145kVの共用、定格電流は3150Aまでの仕様となっている。アジア・中近東の電力会社や海外の日系企業向けに販売し、日本向けの製品は来年度に発売する予定という。新製品は遮断構造を見直して設計し、密閉容器にアルミ合金を採用するなどし。同社の従来製品比で据え付け面積を30%減、重量は35%減と大幅な省スペース化を実現した。また、遮断器や断路器の耐久性を高め、IEC規格が規定する1万回の連続開閉試験に合格している。これにより基礎工事費用や、開閉操作機構の部品交換回数を低減、施工コスト、ランニングコストの低減につながるとしている。
2016/11/28 ニュース
富士電機、発電設備向けに145kVのガス絶縁開閉装置を発売
2016/11/28
2016/11/28
2016/11/25
2016/11/24
2016/11/24