電力各社は11月25日、太陽光、風力など再生可能エネルギー(再エネ)発電設備の今年度の出力制御枠を発表した。各社が同日、国の新エネルギー小委員会系統ワーキンググループに提出した30日等出力制御枠(太陽光は年間30日~360時間、風力は720時間が上限の系統接続可能量)を踏まえて発表したもの。まず、四国電力は、風力発電設備の出力制御枠を現在の64万kWから71万kWに拡大する。一方九州電力は、太陽光の接続可能量は817万kW、風力は180万kWと昨年度値から変更しなかった。北陸電力も、太陽光は110万kW、風力は59万kWとやはり現行の出力制御枠から変更はしていない。変更しなかった理由を北陸電力は、需要が減少したためとしている。
2016/11/28 ニュース
電力各社、再エネの出力制御枠は変更しない社が多数派
2016/11/28
2016/11/25
2016/11/24
2016/11/24
2016/11/24