ユーラステクニカルサービスは10月12日、九州産業保安監督部に「ユーラス肝付ウインドファーム」(鹿児島県肝付町)事故の中間報告を提出した。9月20日に台風16号の影響で発生した風車事故の被害状況などをまとめたものだが、事故原因はなお調査中としている。同設備はJSW製の風車「J82-2.0」(出力2MW)15基で構成され、このうち4基が被害に遭った。4、8号機はタワーが半ばから座屈し、10号機は3枚のブレードが全て折れた、4基中もっとも被害が軽微だったのは13号機で、ブレード1枚が破損した。同社グループは、社外有識者などからなる事故調査委員会を組織し、引き続き事故原因を究明するとしている。
2016/10/13 ニュース
ユーラス、鹿児島県の風車損壊で中間報告提出
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