日揮は10月11日、室蘭バイオマス発電合同会社が北海道室蘭市に建設するバイオマス発電設備の建設を受注したと発表した。発注元の室蘭バイオマス発電は、同社が10％、東燃ゼネラル石油が90％を出資する発電事業会社で、新設備の発電能力は74.9MWという。契約形態は設計・調達・建設から試運転も含むランプサム契約で、2019年秋の竣工を目指す。新設備は東燃ゼネラル石油の遊休地に建設し、発電する電力は売電する。同社は新設備のほか、室蘭港埠頭の燃料受け入れ・保管・搬送設備の整備も請け負う。