2016/10/11 ニュース
日立造船、スコットランドで出力1万4200kWのごみ焼却発電設備を受注

 日立造船は10月7日、スイスの完全子会社Hitachi Zosen Inova AG(HZI)が、英国スコットランドでごみ焼却発電設備を受注したと発表した。受注した設備の処理能力は464t/日(ストーカ炉)、発電出力は1万4200kWに上る大型のもの。スコットランドの首都エディンバラに建設され、2019年3月の竣工を目指す。客先はスペインの建設大手、Fomento de Construcciones y Contratas S.A.の英国グループ会社、FCC Environment(UK)Ltd.が設立した廃棄物管理・エネルギー事業の特別目的会社という。HZIにはこれがスコットランドでの初受注工事となり、新設備はエディンバラと隣接するミッドロージアンで発生する都市ごみを焼却処理する。