2016/07/27 ニュース
九電みらいエナジー、提案が環境省の潮流発電事業に採択
 環境省は7月25日、6月に公募していた「平成28年度潮流発電技術実用化推進事業」で、九電みらいエナジーの案件を採択したと発表した。採択を受けて、同社は長崎県五島市沖で平成28~31年度(予定)に実証試験などを実施する。今回は応募が3件しかなく、その中から決定された。
 
 同事業は、再生可能エネルギーの導入量の拡大と、エネルギー起源のCO2排出量を削減するため実施される。国内の海域に適しており、普及可能性が高く、環境負荷も小さい潮流発電の開発と実証を行うもの。審査は、外部の専門家からなる審査委員会で応募事業者をヒアリングし、▽開発・実証の妥当性、▽技術的意義、▽事業化・普及の見込み--などの観点から行った。