オリックスが7月26日に発表した平成29年3月期第1四半期連結決算によると、同期の売上高は5879億4500万円(前年同期比3%減)、営業利益874億2300万円(19.4%減)、経常利益1184億3400万円(4.4%減)、当期利益767億6900万円(5.8%減)の減収減益となった。
各事業中、太陽光関連事業を含む事業投資事業部門はセグメント収益2580億200万円(13%増)、セグメント利益は309億5500万円(18%増)の増収増益だった。同期は法人向けの電力小売事業や、メガソーラー事業などのサービス収入が増加した。利益面でも、関連会社の株式を売却した売却益と、子会社の買収に伴うバーゲン・パーチェス益を計上し増益を記録した。同社では、中長期的に再生可能エネルギーの重要性は高いと見ており、「太陽光発電設備以外にも風力、地熱発電などに事業対象は広がっている」としている。