2016/07/27 ニュース
日立化成、秋田県の風力事業者向けに約24.1MWhの鉛蓄電池納入
  日立化成は7月26日、風の松原自然エネルギーに制御弁式据置鉛蓄電池「LL1500-W」を納入したと発表した。風の松原自然エネルギーが建設している風力発電設備「風の松原風力発電所」(秋田県能代市)向けのもので、日立パワーソリューションズが整備する出力変動緩和制御型風力発電システムに使用される。LL1500-Wの容量は約24.1MWhと、同社が国内の風力発電所向けに納入した鉛蓄電池の中でも最大規模という。風の松原風力発電所は出力2300kWの風車17基で構成され、今年12月に稼働する。今回の整備には、経済産業省の「平成26年度補正予算再生可能エネルギー接続保留緊急対応補助金(再生可能エネルギー発電事業者のための蓄電システム導入支援事業)」が適用された。