2016/07/20 ニュース
シャープ、モンゴル初のメガソーラー事業に出資参画
 シャープは7月19日、重光商事とモンゴル初の大規模太陽光発電設備案件に参画すると発表した。同国ダルハン市にモジュール容量10MW、年間発電量約1万4182MWhの設備を設置し、12月の稼働を目指す。新設備の稼働で、約1万4746t-CO2/年のCO2排出量削減も見込まれている。
 
 同社は太陽電池モジュールや架台、インバーターなどの周辺機器の供給と設備設計を担当する。厳寒期や積雪への対応など同国の自然環境を考慮して設計し、長期の安定稼働につなげる。重光商事は、日本での太陽光発電設備運営のノウハウを活かし、新設備の共同事業経営を今後25年間支援する。同国からは3Solar Power International LLC(本社ダルハン市)が事業運営に参画する。この案件は、環境省の2国間クレジット制度に基づく設備補助事業に採択されている。