2016/07/20 ニュース
日立造船、英国で出力2万7700kWのごみ焼却発電設備を竣工

 日立造船は7月15日、スイスの完全子会社Hitachi Zosen Inova AGが英バッキンガムシャー州でごみ焼却発電設備を竣工したと発表した。新設備はスペインの建設大手Fomento de Construcciones y Contratas S.A.の英国子会社、FCC Environment (UK) Ltd.が出資する特別目的会社「FCC Buckinghamshire Ltd.」からフルターンキーで受注したもの。焼却炉の処理能力は900t/日(1炉)、発電出力は2万7700kWに上る。付帯する発電設備は約3万6000世帯に電力を供給できるという。