2016/07/01 ニュース
JFEE、船橋市からごみ焼却発電設備を受注
 JFEエンジニアリングは6月30日、千葉県船橋市から「船橋市南部清掃工場整備・運営事業」を349億円で受注したと発表した。同事業は、既存の廃棄物処理設備である船橋市南部清掃工場を解体し、新たにストーカ式焼却炉(処理能力113t/日×3炉)を建設するもの。竣工後は同社が2020年4月~2035年3月までの15年間、設備を運営する。今年3月に着工しており、2022年9月(焼却炉は2020年3月末)の竣工を目指す。新設備は、高温空気燃焼システムなどの燃焼技術とプラント遠隔監視最適操業支援システム「JFEハイパーリモート」での運転支援などで、安定した高効率発電が可能だという。今回の商談では、排ガス対策で将来的な水銀規制に対応できることなど、同社の実績と技術力が評価され受注に結びついた。受注金額中、設備建設費は243億円、運営管理費は106億円となっている。