ユーラスエナジーホールディグスは4月18日、オーストラリア・ヴィクトリア州で建設していた風力発電設備「カヌーアブリッジウインドファーム」(出力1万9800kW)が竣工したと発表した。同国の風力発電事業者、ウィンドラボ・デベロップメントの案件に同社が参画したもので、ヴェスタス製の3300kW型機を6基設置し竣工した。新設備は4月1日から稼働している。
一方国内では、秋田県で「ユーラス東由利原ウインドファーム」(4万1600kW)の安全祈願祭を15日に開催した。この案件では、由利本荘市の東由利原周辺に、シーメンス製の3200kW型機を13基設置する。稼働は2018年4月を予定しており、年間約5万1000tのCO2排出量削減効果も見込む。今回は秋田県で同社が展開する5件目の案件となる。