2016/04/19 ニュース
神鋼環境、福井県でバイオマス発電設備を稼働
 神鋼環境ソリューションは4月15日、連結子会社の福井グリーンパワー(福井県大野市)が同日、木質バイオマス発電設備「大野発電所」が稼働したと発表した。新設備の発電規模は7000kWで、約40億円を投じて完成した。新設備は県内の森林組合、その他民間業者より間伐材、一般木材などを年間約7~8万t調達し、発電燃料にする。
 
 福井グリーンパワーは平成26年3月、九頭竜森林組合、ニューチップ運送、出光興産と同社が出資して設立した。新設備は26年9月から同社が建設し、3月に竣工。4月から営業運転を始めた。福井グリーンパワーの資本金は約3億円で、出資比率は同社が70%、残りの3社は10%ずつとなっている。