2016/04/19 ニュース
大林組、海外企業と地熱発電で相互協力協定
 大林組は4月15日、ニュージーランドの掘削企業MB Centuryと地熱発電に関する相互協力協定を締結したと発表した。MB Centuryが日本でエンジニアリング事業を新規展開するため、同社に申し入れたもの。協定期間は締結日から5年間で、協定の範囲は地熱資源に関する調査、地熱発電と関連業務での情報交換、技術協力など。MB Centuryは、地熱発電の調査から発電開始後のメンテナンスまで上流・下流のマネジメントノウハウを持つ。同社は、国内の地熱発電案件で建設契約の獲得だけでなく、自ら発電事業者となることも見据えている。そこでMB Centuryの知見やノウハウを取り込むことを期待し、協定締結に合意した。