2016/04/08 ニュース
埼玉県、家庭向け蓄電池の普及事業者を公募
 埼玉県環境部は4月7日、家庭用蓄電池普及モデル事業の実施事業者の公募を始めた。事業提案書は4月28日~5月12日の期間に受け付ける。同事業は埼玉エコタウンプロジェクトの一環で、展開エコタウンの重点実施街区である所沢市松が丘地区で実施する。同事業では、一地域で蓄電池の普及を促進し、その地域全体で蓄電池を管理するシステムを構築する。発電事業者は、電力のピーク時に蓄電池が放電する節電分を電力会社が買い取るネガワット取引を行い、そのメリットを検証する。
 
 並行して蓄電池の利用状況などのデータを収集・分析し、活用の可能性や普及の課題などを抽出する。事業は上限額1500万円の枠内であれば全額が補助される。事業提案はその内容や審査結果などから、県の「家庭用蓄電池普及モデル事業実施事業者補助金交付要綱」に沿って5月下旬をめどに決定される。申し込み・問い合わせは環境部エコタウン環境課創エネルギー推進担当(TEL:048-830-3024 FAX:048-830-4778)で受け付けている。