2016/04/04 ニュース
環境省、太陽光発電設備のリサイクルガイドラインを策定
 環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課リサイクル推進室は4月1日、太陽光発電設備のリサイクルなどを規定したガイドラインをとりまとめた。今後、大量に廃棄が予想される太陽光発電設備を可能な限りリサイクルし、将来的な大量廃棄に今から備えるため策定したもの。同省は、平成25年度から有識者などからなる検討会で今後の方向性を検討してきており、平成26年度にその結果をロードマップとした。ガイドラインの策定には、赤川克宗・秋田県産業労働部参事(兼)資源エネルギー産業課長ら10名が参加した。
 
 ガイドラインでは廃設備の取り扱いと撤去、運搬方法などを示している。またリユース、リサイクル、適正処分の方法などにも触れている。 同省は今後、発電設備所有者や発電事業者などにガイドラインを広く周知していくとしている。