2016/04/01 ニュース
東北電力、仙台市で来春から水素製造の研究に着手
 東北電力は3月31日、平成29年3月から水素製造などの研究を開始すると発表した。再生可能エネルギーの導入を拡大するためで、まず今月から研究システムの詳細設計を始める。この研究は、同社が従来行ってきた蓄電池を使った出力変動対策と同様の効果を期待して行うもの。設備は同社の研究開発センター(仙台市青葉区)に設置し、太陽光発電設備や水素製造装置などを導入する。研究では、太陽光発電の電気を用いて水素を製造・貯蔵し、この水素を燃料に同センターで自家消費分の電力を発電する。