東京都が再生可能エネルギー、新エネルギー普及の施策を拡充している。まず、環境局は3月24日、地中熱の利用促進のため「東京地中熱ポテンシャルマップ」を公開した。地中熱の採熱可能量が分かりやすく表示されており、環境局ホームページで公開される。採熱可能量を50m・250mのメッシュで地図上に表示しており、地質情報、地下水位などから解析した採熱可能量の目安をメッシュごとに色分けしている。また、建物の用途ごとに必要な熱交換器の本数の目安も表示している。
これと並行して、交通局は3月24日、東京ガスと燃料電池コージェネレーションシステムの実証実験を行うと発表した。都交通局の荒川電車営業所で同システムを導入する際の省エネ・省CO2効果を検証する。実施期間は3月25日~平成29年3月上旬まで。