2016/03/25 ニュース
環境省、風力・地熱の適地抽出モデル地域に3か所追加
 環境省は3月24日、「風力・地熱発電に係る地域主導型の戦略的適地抽出手法の構築事業」に係るモデル地域を3地域選定したと発表した。同事業は、地方自治体が主導し、地熱・風力発電事業者の事業計画の推進と環境配慮を両立して適地を抽出する手法を構築するもの。そこで地熱・風力発電での適地抽出を平成28年度から行うモデル地域を公募したところ、5地域から応募があった。今回はその中から地熱発電2地域、風力発電1地域をモデル地域に選んだ。
 
 各地域は平成28年度予算成立後、環境省と委託契約を結ぶ。その後モデル事業に着手する予定。申請者と共同提案者(事業者)、計画内容は以下の通り。▽北海道標津町・石油資源開発/地熱(出力1万5000kW級)、標津町武佐岳地域で実施予定、▽北海道足寄町/地熱(今後の賦存量調査等により決定)、足寄町クマネシリ南部地域で実施予定、▽兵庫県洲本市・淡路風力発電/着床式洋上風力(5万~10万kW(5000kW型機×10~20基))、洲本市五色沖海域で実施予定