2016/04/01 ニュース
中国電力、北広島町で430kWの小水力を稼働

 中国電力は3月30日、平成26年8月から建設していた小水力発電設備「芸北発電所」(広島県北広島町)が稼働したと発表した。新設備の出力は430kW、見込み年間発電量は約223万kWhで、同社の99か所目の水力発電設備となる。また、同社では年間のCO2排出量を約1500t-CO2削減できると見込む。新設備は、未利用のままだった同社の大佐川分水ダムと滝山川にある大佐川分水路出口との間の落差を活用して発電する。施工面では、水圧管路の材料に市販品の内圧用高耐圧ポリエチレン管を初めて採用した。