三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は1月19日、香港電燈有限公司向けに天然ガス焚きガスタービンコンバインドサイクル(GTCC)発電設備を受注したと発表した。同公司が建設するラマ火力発電所10号機向けで、三菱商事と共同で受注した。新設備の出力は35万kWで、運転開始は2020年1月を予定している。
同社は新設備のうち、ガスタービン「M701F4」、蒸気タービン、排熱回収ボイラーなど主要機器を製作・供給する。同社は同公司向けに多くの実績を持ち、ラマ発電所1~9号機向けにガスタービン、蒸気タービンなどを多数納入してきている。また既存設備のGTCC化なども受注しており、それらの実績が評価され受注に結び付いた。