2016/01/18 ニュース
東京ガス、千住水素ステーションを商用化
 東京ガスは1月12日、実証・研究開発事業用に建設された千住水素ステーション(東京都荒川区)を商業用に転用したと発表した。同設備は実証・研究開発事業として2003年5月~2015年8月の期間に供用されていたが、燃料電池自動車の普及を促進するため今回商用化した。
 
 同設備はオンサイト方式で、水素充填能力は100N立法m/時、充填速度は3分間程度/台。商用化の際、経済産業省の「水素供給設備整備事業費補助金」を活用し、昨年9月から一部既存設備の改造に着手していた。これで同社の運営する商業用の水素ステーションは、練馬水素ステーションと合わせて2か所となった。