日立製作所、三菱重工業は12月14日、両社が三菱重工の2.5MW型風力発電システム(MWT100A/2.5)でライセンス契約を締結したと発表した。契約の範囲は国内の陸上風力発電所向けに同機種の製造、販売、保守などを日立が請け負えるようにするもの。今回の契約で、日立は同社の風車ラインナップが拡大し、顧客の幅広いニーズに対応できるようになるとしている。
日立は、MWT100A/2.5のナセルが一体型であること、同規模の風車に比べると小型・軽量であることなどで、輸送や建設コストを低減できるとしている。