2015/12/16 ニュース
福島県、南相馬市の蓄電池システム接続枠で発電事業者公募

 福島県は12月15日、東北電力南相馬変電所(南相馬市)の接続枠で、対象となる発電事業者の公募を始めた。平成28年1月29日まで募集する。同変電所は同社が設置を進めており、大容量の蓄電池システムを導入している。これで再生可能エネルギーの導入を拡大するため、同社が今回県に太陽光発電事業者の公募と選定を依頼した。太陽光発電事業者を優先するのは、経済産業省からの要請に沿ったもの。この「優先的な接続枠」は5万kW分で、無補償での出力制御の上限を年間30日となっている。同変電所は平成28年2月末の営業運転開始を予定している。