2015/12/14 ニュース
北陸電力、魚津市の中小水力を部分出力で運転開始

 北陸電力は12月11日、平成25年5月から建設を進めてきた中小水力発電設備「片貝別又発電所」(富山県魚津市)が同日、部分出力(3000kW)で営業運転を開始したと発表した。新設備の最大出力は4400kWで、平成28年5月から最大出力で運転する。同社は、11月までに発電所の水路・発電設備関連工事の完了し、現在の河川流量で試験・検査できた3000kW以下の出力で暫定的に営業運転を始めた。新設備の年間発電量は約1740万kWhで、稼働で年間約1.06万t-CO2のCO2排出削減も見込まれている。