2015/12/07 ニュース
北海道電力向けの可変速揚水発電システムが稼働 東芝
 東芝・電力システム社は12月7日、同社が北海道電力京極発電所2号機(北海道京極町、出力200MW×2)向けに納入した可変速揚水発電システムが11月に稼働したと発表した。同システムは従来の揚水発電システムに比べて運転可能範囲が広く、ゼロ~最大出力まで電力の需給バランスに応じた最適運転ができる。このほか監視制御装置間がゲートウェイで接続され、各号機をそれぞれ単独で運転制御できる。さらに、落雷など系統事故時には系統周波数低下を検出して、複数ユニットを組み合せ発電する緊急発電運転機能も盛り込まれている。