京セラは11月2日、昨年10月から建設していた大規模太陽光発電設備「滋賀 ・ 矢橋帰帆島メガソーラー発電所」が10月31日に竣工したと発表した。同社と東京センチュリーリース、京セラTCLソーラー合同会社が共同で建設していたもの。新設備は、9万6138㎡の事業用地に同社製太陽電池モジュール3万3264枚を設置して完成したもので、出力は約8.5MW、年間発電量は約930万kWhという。11月1日から発電した電力を全量関西電力に売電している。
新設備は、滋賀県が公募した矢橋帰帆島内の未利用地を有効活用する案件。平成25年12月に同社などの提案が採択され、基本協定が締結されている。新設備の設計施工は京セラコミュニケーションシステム、維持管理は京セラソーラーコーポレーションがそれぞれ行っている。