三井住友海上火災保険とインターリスク総研は10月2日、「風力発電設備のリスク調査報告書作成サービス」の受注活動を開始した。風力発電事業を実施する際の事業リスクなどを評価し、報告書にまとめて発電事業者に提供するもの。風力発電施設の主要なリスクの風災・落雷や、電気的・機械的事故も評価できる。
発電事業者に提出する報告書は「簡易版」と「詳細版」がある。簡易版は施設の立地、設備設計など事業者の持つ資料・情報を評価して作成し、無償で提供する。詳細版は事業者のニーズに合わせ、実地調査や外部専門家にヒアリングなどを実施、課題の解決策や提案を有償で行う。さらに、設備の耐久性や、立地・気象条件を踏まえた評価も同メニューで行うとしている。