2015/10/02 ニュース
住商グループ、酒田市にバイオマス発電設備建設
 住友商事は10月1日、全額出資で設立したサミットエナジーが山形県酒田市に木質バイオマス発電設備「酒田バイオマス発電所」を建設すると発表した。総事業費は約250億円を見込み、平成28年6月を目途に着工、30年5月の稼働開始を目指す。新設備の総出力は5万kW。
 
 新設備は、サミットエナジーの電力小売り事業の電源として活用される。発電事業の事業主体は、サミットエナジーの全額出資で24年12月に設立された「サミット酒田パワー」で、酒田港に隣接する酒田臨海工業団地に建設する。同社は、5万kWという出力のバイオマス発電設備は、東北エリアで最大級だとしている。