米ヒューレット・パッカード カンパニー(カリフォルニア州パロアルト)は現地時間の7月21日、テキサス州の自社データセンターで風力発電の電力を使用すると発表した。サンエジソンから12年間に112MWを買電する契約を締結しており、34万t超のCO2排出量を削減する予定。
この契約で、同社は2020年までに達成するとしていた温室効果ガス排出量の削減目標を5年早く、2015会計年度の終わりまでに達成できる見込みとしている。このためサンエジソンは、テキサス州で風力発電設備「サウスプレーンズII」(総出力300MW)を着工した。 この新設で、地元に400人の建設雇用を創出し、建設プロジェクトの完了後も最大15人を恒久的に雇用するという。