日立キャピタル、日立製作所(日立)は9月29日、西部ガスと共同で風力発電事業を実施すると発表した。福岡県北九州市に風力発電設備「エネ・シード北九州風力発電所」を平成29年3月の稼働開始予定で建設し、これを共同で運営する。
運営は、日立キャピタルと日立の共同出資会社である日立ウィンドパワーと、西部ガスの子会社エネ・シードが同日付で設立した共同事業会社「エネ・シードウィンド」(福岡市)が当たる。新設備は、日立の2MWダウンウィンド型風力発電システム「HTW2.0-86」2基で構成され、総出力は4MW。日立キャピタルは共同事業をサポートし、日立が発電設備の設計・建設・保守を担当する。エネ・シードウィンドの資本金は1億円で、出資比率はエネ・シードが66%、日立ウィンドパワーは34%となっている。