2015/10/02 ニュース
三菱重工グループ、マースク向け舶用主機排熱回収設備を受注
 三菱重工業は10月2日、グループ会社の三菱重工舶用機械エンジン(長崎市)が、デンマーク・マースクライン向けに主機排熱回収システムを受注したと発表した。韓国の大宇造船海洋から受注したもので、超大型コンテナ船11隻に搭載する。
 
 主機排熱回収システムは、排ガスタービンと蒸気タービンを最適値に制御し、広い運転域からの排熱を回収して燃費効率を高めるシステム。受注した11隻分のシステムは、マースクラインの19,600TEUコンテナ船に搭載される。同社のマースク向けの受注実績は、今回で計69隻分となる。